「ワイシャツのアイロン掛けが地獄のようにめんどくさい・・」
「ラクちんなアイロン掛けのやり方はないの・・??」
忙しい毎日の中で、ワイシャツのアイロン掛けをすることってなかなかの負担ですよね。またワイシャツは仕事柄、ほぼ毎日着ますし、それと同時にほぼ毎日洗濯します。もれなくアイロン掛けが必要に・・。
ただ、正しいワイシャツのアイロン掛けの方法を知って行うとよりスピーディにより効率的にかけることも可能です。
1人暮らしをしていた頃は、1週間に1回その週のワイシャツをまとめて洗って、頑張ってアイロン掛けをしていました。ただまとめて行う分、5枚のワイシャツのアイロン掛けが超めんどくさいし、貴重な休日の時間を奪われている感じがしてかなりストレスでした・・。
中には旦那さんのワイシャツを奥さんが、毎回ストレスを感じながらもアイロン掛けをしてくれているという方もいるはずです。・・そういった方は奥さんに本当に感謝すべきです!
そんなわけで今回はワイシャツのアイロン掛けをいかにラクにできるかにフォーカスして正しいかけ方、工夫について紹介していきます!ぜひ参考にしてみてくださいね。
※本記事で紹介している商品にはPR商品を含みますがランキング・コンテンツ内容はラクリー編集部調査をもとに作成しています。また本記事内の情報は一般的な知識であり、自己判断を促すものではありません。 |
ワイシャツにアイロン掛けをする前にチェックしたい取扱い絵表示!
ワイシャツのアイロン掛けをする前に、チェックしたいのが個々についている取扱い絵表示。特にアイロン掛けは高温になるため、上限温度を大きく超えて使うとワイシャツを傷めてしまいます。必ずアイロン掛けをする前に確認をしましょう!
アイロンに関する取扱い絵表示例
上記のような取り扱い絵表示がついていることが多いワイシャツ。代表的な絵表示を簡単に解説すると以下の通りです。
新表示 | 旧表示 |
底面温度150℃を限度として アイロン仕上げができる |
アイロンの温度は140℃~160℃ |
上記を確認したうえで、今度はアイロン側の温度設定を行います。
ほとんどのアイロンは低・中・高という3つのモードが選べるのでそれぞれのワイシャツに適した温度に設定して使いましょう。
ワイシャツにアイロン掛けをする際に覚えておきたい注意点!
- アイロンをかける場所は湿らせてからかけていく
- 順番を知るとスピーディで効率的
乾いているワイシャツにアイロンをかける際には必ず霧吹きで水を与えてからにします。またアイロン掛けを効率的かつ綺麗に行うためには順番が大切です。
ワイシャツのアイロン掛けで用意するもの
ワイシャツのアイロン掛けをする際に必要なものは以下のものです。霧吹きスプレーが無い場合は、水を直接振っても問題ありません。ただしその際は少量を振りかけるようにしましょう。
準備するもの
- スチームアイロン
- アイロン台
- 霧吹きスプレー
【基本!】ワイシャツのアイロン掛けの正しい流れ
細かい部分から面積の広い順番でかけるのがポイント!
- 襟周り
- 両肩
- 袖口(カフス部分)
- 両袖
- 右前身頃
- 後ろ見頃
- 左前身頃
細かい部分から面積の広い場所の順番で行うとよりジワができづらくなります。ここからはそれぞれの順番通りに細かく解説していきます!
1. 襟(えり)
襟元はワイシャツの見た目におおきく関わる部分ですので、丁寧に行っていきます。襟元は襟の端から中心に向かってかけていきます。シワが寄らずにきれいに仕上がるためです。
2. 肩(ヨーク)
肩の部分は少し立体的になっているので、アイロン台のカーブを利用して掛けていきます。アイロン台の端に着せるようにかぶせると、かけやすくなります。
3. 袖口(カフス部分)
袖口(カフス)は、袖のボタンをはずして大きく広げて、アイロンをかけていきます。
襟と同様、袖も印象を左右する場所なので丁寧にかけていきます。
4. 袖全体(腕の部分)
そで下の縫い目をしっかりと上下あわせます。袖のカフス方向から脇の方に向かってアイロンを滑らせていきます。裏も同様に行います。
5. 身頃(右前)
前身頃を行うときもアイロン台のカーブにあわせて乗せて行います。ボタンが付いている部分はアイロンの先端をうまく沿わせるようにアイロンがけをしましょう。
6.後ろ身頃
後ろ身頃は手で全体のシワを軽く伸ばしてからアイロン掛けを行います。その際に片側を軽く指で引っ張りながらかけるようにするとアイロンじわがつきづらくなります。
7.左前身頃(ボタン穴の面)
前身頃の左側はボタンがついています。ボタンによってはアイロンの熱で溶けたり、ダメージとなりうるのでなるべくボタンに触れないようにするのがおすすめです。それ以外は右と同様にかけていきます。
【アイロン台を出すのが面倒!】アイロン台を使わずにハンガーにかけたまま掛ける方法!
準備するもの
- スチームアイロン
- アイロングローブ
- 霧吹きスプレー
- ハンガー
アイロンの準備でめんどくさいのがアイロン台とアイロンを取り出すことですよね?アイロン台を取り出す必要がなければそれだけで多少アイロン掛けの手間が省けます。
110円(税込)ショップで売られている便利アイテムを使うとそれも可能です。ここでは110円(税込)ショップダイソーのアイロングローブを使ったアイロン掛けの仕方を解説していきます!
乾いたワイシャツを霧吹きで軽く湿らせる
アイロンをかける場所は必ず軽く湿らせてからかけていきます。霧吹きスプレーを使って場所ごとに湿らせましょう。
アイロングローブを使う際はアイロンに触れないように十分注意する!
手のひらは覆われますが手首から腕にかけては肌が露出する作りになっているので、アイロンがけをする際には火傷などに十分注意しましょう。
新品のように畳む!アイロンをかけたあとのワイシャツの保管方法
衣替えなどでしばらく着ないワイシャツを保管する際には畳むと省スペースです。新品を買った時のようにキレイに折り畳んで保管をするのもおすすめです。
ワイシャツの正しい畳み方
- 第一ボタンまですべて留める
- 袖は裏返して肘の部分を肩幅に収まるよう内側に折る
- 身頃は折った袖に合わせて半分に重ねる
- 裾は10㎝ほど内側に折り返す
- 全体を2つ折りにして完成
もっと楽してワイシャツのアイロンをかけたい人向けのおすすめグッズ!
できることならアイロン掛けを一切しないのがベストですが、なかなかそうもいきません。ただワイシャツのアイロンがけがラクになる便利グッズを使えば、毎日のワイシャツのアイロン掛けの負担がかなり減ります。ここではそんなおすすめの便利グッズを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
スタンド式のアイロン台
アイロン掛けをラクにしてくれるアイロン台はスタンド式がおすすめです。上の写真のようにワイシャツを着せることができるサイズ感のものは、かなり時短になります。
主人のLLサイズのカッターシャツや子どもの長い丈の給食エプロンを立ってアイロンかけるだけでこんなに楽になるとは!
机ではないので多少のぐらつきはありますが、壊れるようなぐらつきではありません。
アイロンの一時置きは台の上だとぐらつきが気になるので台の横のスタンドに置く方が安定すると思います。台の高さ最大で使っています。「もしアイロンを落としたら」と思うとヒヤッとするので慎重に使用して、使い終わったらすぐに片付けるようにしています。片付けも楽々です!(引用:Amazonレビュー)
普段使用してるワイシャツが3Lくらいなので、通常のアイロン台では小さすぎたのですが、これを使ってからアイロンに要する時間が半分以下になりました。
大変助かってます。(引用:Amazonレビュー)
アイロン用のり剤
クリーニング屋さんから仕上がってきたワイシャツのようなパリッとした感じを出すのに必要な糊剤。アイロン用の糊剤としてはキーピングが評判が良いのでおすすめです。
初めてですがとても使いやすいです。襟や袖にスプレーで簡単にパリッとなります。キツイ香りではないですが少し変わると(無香など)いいかなと思います
(引用:Amazonレビュー)
プリーツがついているブラウスなどに、これを付けてからアイロンがけをするとピシッとします。
部分的に使いたかったのでスプレー式は手軽で便利でした。(引用:Amazonレビュー)
アイロン不要のシワを伸ばす乾燥機
ワイシャツのアイロン掛けが不要になる便利グッズが、「アイロンいら~ず」。風船のように膨らむ乾燥バッグに温風を吹き込み、その膨らみでワイシャツのシワを伸ばすという機能があります。
乾燥機のボタンを押せばあとは約30分待つだけで、ワイシャツの乾燥とシワ伸ばしができます。
以前からこんな商品があったらいいなと思っていたらナントあったのです!
ワイシャツのアイロンがけを毎週していましたが、購入後はしていません。
細かく言うと肩や袖の一部しわが残りますが、私はそれほど気にする方ではないため問題ありません。
マイナス点は
・ワイシャツのセット(製品の袖部分をワイシャツの袖に通すし、ボタンをすべて留める手間)
・通風音がそこそこ大きい(うるさい)しかし、アイロンかける手間を考えれば楽だし、セットしてタイマースイッチ回せば、あとは自動的に終了OFFです。
製品にハンガーを入れ、天井から吊り下げられるようにして使っています。(引用:Amazonレビュー)
便利やけど、アイロンいらずまでは言い過ぎかな(笑)
ボタンのところとか、襟はアイロンいるからなぁ。
ただ基本的に、その一部分だけでいいから、とても便利。(引用:Amazonレビュー)
【賛否両論】ハンガーにかけたまま使えるスチーマーって本当に効果あるの??
CMでも見かけるアイロン不要のスチーマーですが、実際に使った方々の口コミは賛否両論でした。アイロンと違ってプレスをするわけではないので細かい襟元や袖口(カフス)部分等、少し硬めの生地部分は不十分という意見も・・。
ワイシャツに使う場合、シワが極力つかない洗濯方法をした上でスチーマーを使わないと細かいシワが取り切れません。
ただしシワがつきづらい洗濯方法をしたワイシャツではある程度キレイになります。大量のスチームで繊維の絡みをほぐし、一晩ハンガーに吊るして自重でシワを伸ばすイメージです。
一人暮らしで毎日ワイシャツにアイロン台を出してかけるのも面倒な為、購入しました。
シワは非常に綺麗に取れますし、ニオイも多分とれています。
ですので、目的に対しては非常に良い商品と言えるのですが、とにかく重い。
男性でも重く感じるので、女性であれば尚更のことかと。
重いという問題点が大きい為、星3つとしています。(引用:Amazonレビュー)
スーツには便利です。
ワイシャツなどはあまりしわが伸びません。(引用:Amazonレビュー)
アイロン台を出す手間がないので、楽です。シワもよく伸びますので買って良かったです。
長いシャツワンピが多いので、かけたままアイロンできるので助かります。
良くないところは、重いのと水を入れる所が
外しにくいので星3つにさせていただきました。(引用:Amazonレビュー)
まとめ
嫌いな家事の中でもかなり上位にあるのがワイシャツのアイロンがけ・・。洗濯するたびにシワがついてアイロン掛けをしなくてはならないサイクルは忙しい毎日の中ではたしかにストレスですよね。
ただアイロン掛けの順番をはじめ、正しいかけ方を知ると多少効率が上がってストレスも減ります。はじめは面倒だと思っていても慣れると何も思わずに勝手に手が動いてくれるようになるのでぜひこちらの記事を参考にして日々のワイシャツのアイロン掛けに活かしてみてくださいね!
ジュニア洗濯ソムリエとして洗濯やクリーニングについての知識を読者様に発信しています。宅配クリーニング全30社を実際に利用し仕上がり・サービス・コスト比較などユーザー目線と宅配クリーニングマニア目線でわかりやすく解説します。
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